生命力


生えてきました

少し前に雑草と認定されて、全て引き抜かれてしまった、うちの花壇。
なにやら、生えてきた。

これ、成長するのかなぁと様子を見ていたら、
どんどん成長しているみたいです。

そして、とうとう、葉っぱも出てきました。
フロックスなのだろうか?
ただの雑草
とにかく、凄い生命力を感じます。

『腹を空かした犬の飼い主』


同じ方へと進んでいるかのように見える 犬と飼い主
お互いにそれぞれが持つ 彼らの理由は
役に立たない一方的な見解


空腹でうやむやな頭では いつしか見知らぬ場所へと…
素敵な刺激で充たされれば
想うままに行き先は決まる


互いの想いは 咬みあわない
鎖につながれいてるのは 腹を空かしている方?
そこから どう見える?
鎖につながれているのは 首輪をしている方か?


今までと同じように道をいく 
左手に鎖の端 持って
イイ気になって引っ張った鎖の端は
いつの間にか自分の首につながっていた
よく見れば 向こうで誰かが鎖を握っている
このままでは身動きが取れなくなるから
今のうちに僕は先にいく
そんな鎖は引きちぎってしまえばいいんだ


お互いに別々の方向へ 進もうとしている犬と飼い主
張り詰めた鎖の緊張感に 
この身は思うようには進まない


互いの想いは 咬みあわない
鎖につながれいてるのは 腹を空かしている方?
そこから どう見える?
鎖につながれているのは 首輪をしている方か?
本当は同じ向き
どちらもとても腹をすかしている




この曲は、音峰の初期の曲、たぶん2004年あたりかな…
十年以上まえか…
デモCDに入っているバージョンは、五弦ベースのローAまで使っているバージョンだけど、たしか最初は、四弦で弾けるバージョンだったはずなので、途中でキーを変えたのだろうか?覚えてないな…梅っちは、憶えているだろうか…
音峰時代の曲は、ツインベース前提で作っているので、一人で弾けないどころか、チューニングが変則すぎて、普通のベースで弾けないことが多い。
昔、プロのベーシストに
「かっこいいスラップ!僕たちプロにはできない(斬新すぎて採用されない)」
と褒めていただいたことがある。褒めてもらっているわけでもなさそうな言い回しだけど、その方は、自由に音楽を創造できることが羨ましい、と本音で言っていた。
いろいろな褒め方をしていただいた事はあるけど、その人の言葉は、いまだに一般的な音像を作ろうと思わないでいる自分への原動力を支えてくれている。

歌詞の内容は、タイトルの言葉遊びから始まっている。
腹を空かした犬なのか、飼い主が腹を空かしているのか、わからないというのが、そもそもの出発点。
それが鎖につながれた二人の関係の根底を表す、表現につながっている。
実は、なかなかの難産だった記憶がある。
言葉が、全然はまらなかった。
『素敵な刺激で充たされれば』の前後の歌詞は、歌詞がはまらない事自体も歌っている。
ただ、素敵な刺激が、鎖の緊張感を高め、最後には、引きちぎれてしまう事を歌詞を書いている段階では、知る由もなかった。
若さはハングリーでもある。と10年も経てば理解できるもんだ。

『彼女のステレオ』


雨降り 窓ガラスをつたう水の斑もよう
静かなあの部屋には 雨音だけが響く
外連な演出の期待をよそに
押し黙ったままのステレオ
深く短い 彼女の吐息に紛れ込んだのは
雨音だけ…だろうか…


雨降り 薄暗い空 予定のいらない休日の午後
晴れ間を待つ虹 とりわけ急ぎもしない片づけ
やたら悲しい歌に涙流せば 気は晴れるのか
あるいは喚き散らして声を枯らせば
ともに叫ぶのだろう…だろうか…


だけど彼女はなす術もなく うつむいているのではなく…
降り止まない雨など気まぐれな演出だ
やり方は山ほどあるけど 休日の午後にはいらない
ただステレオにできる事といえば
黙ったまま邪魔しないように そのスイッチが押されるのを
待っているだけ…


意気込みすぎた いびつに歪んだギター
今 時が来た 1.2.ロックンロール

願わくば 顔を上げて
目の前のそのスイッチを!




この曲は音峰時代の曲。2004年?
確か、音峰の前のバンド、ワイルドケチャップの最後期にあたためてたベースラインだったと思う。
なので、ツインベースらしからぬ、俺はほとんどコードを弾いている。
けど、イントロのベースのコード弾きの雰囲気を出せるギタリストは、たぶんいないという自信はある。あの2号のブリッジピックアップとビンテージラットの組み合わせから出る音は、未だに俺自身の最高のサウンドの1つに入る。弾いていて最高に気持ちが乗る。

歌詞の内容は、知り合いの知り合いを想像して描いている。
付き合いたての恋人同士が、お互いの宗教を知り、好きなのだけど別れた方がいいのかと悩んでいるらしい。という話を聞いた。
その時俺は、なんてくだらない話なんだって思った。
一通り、憤慨して、色々と知り合いに八つ当たりして、そんなくだらない事で悩むなら、サッサと別れちまえ、と吐き捨てたあたりで、ふと思った。
その知り合いの知り合いと俺は、直接の面識はなかった。
もし、俺の直接の知り合いだとして、同じように憤慨して、捨て台詞を吐けるだろうか。
いや、当時の俺なら、吐いているのだろうけど。
つまりは、俺の意見などどうでもいい人にわざわざ、くだらない捨て台詞を届ける事などあるのだろうか。
たとえば、その場にいたとしても。

なんとなく、音楽もそうなのかもしれないと思った。
こちらに興味のない人に強制的に音楽を届けるのは、おもいのほか難しい。
というか、しなくていい。
歌詞に登場する『彼女』が、何を悩んでいるのかは、俺は知らない。
彼女の部屋のステレオには彼女を元気にする為の音楽が、セットされているのかも知れない。
俺たちバンドは、ステレオのスイッチが押されるまで、勝手に鳴り出すわけにはいかない。
ステレオは、待っている。
俺たちにできる馬鹿でかい音の音楽の準備は、いつでも整っている。

ちなみに『ステレオ』という、いまどき使わない言葉は、
アンプでもオーディオでもなく、ラジカセやウォークマンアイポッドでもない。
山崎まさよしの初期のアルバムタイトルに使われていたところから選んでいる。


注)デモ音源を聞くと『外連』を『げれん』と歌ってますが、どうやら、濁らず『けれん』が正しいようです。けれんとげれん両方読むと思っていたのだけど、一般的ではないようです。(もしくはただの勘違い)2014/8/23

2014.6/29@ラビットロボット


ピアノ&コーラス むっちゃん
ベース&ヴォーカル 23g


1.途中
2.空高く砂の山
3.彼の頭の中では
4.Born to be wild
5.Sir Duke
6.はる
7.Just the way you are
8.1センチメートル
9.ナニカガ



ラビロボの3階フリースペースにて、23gとモチーフのジョイントライブ。
23gとして、2年程ぶりのライブ。
まさか、同級生の経営するクレープ屋で、復活ライブをするなんて。
一年前では、想像もできなかった。


俺が23gを活動の主体にしたのが、もう4年前。
その間にライブが1回。
なんてのんびりしてるんだろう。
人前で演奏していなかったわけではないので、ブランクは、あまり感じなくてすんでいたのだけど、9曲で50分ほど演奏していたら、8曲目で右手の二の腕をつりました(笑)
演奏中に腕をつったのは、人生2回目ですが、1回目は、そりゃつるやろってほど激しく弾いてたので、しょうがなかったのだろうけど、今回は、椅子に座って、リラックスしながら弾いていたのに…
やっぱ、ブランクだな。肉体的な。
そういえば、通しリハ、一回も通さなかったしな。こんなもんだ。


とはいえ、今回は、ピアノのむっちゃんと二人だけの編成。
これも人生初。
正直、自分の曲にピアノが、こういう形でフィットするとは思ってなかった。
俺も元々キーボード出身のベース転向なので、シンプルにまとめれば、まぁ大丈夫だろう程度のつもりだったのだけど、蓋をあければ、まるで別物になりました。ほぼ、むっちゃんパワー(笑)他力本願。
一緒に演奏するゲストミュージシャン毎に違うライブができれば、という想いで始めた23g。
今回の化学反応は、23gの魂そのものを体現できたのかもしれない。
なので、続編がある。
それは、また後日。


今回、チャレンジということで、カバーを3曲入れて、スティービーワンダーのサーデュークをやってみましたが…
(笑)
まだまだ、青かったみたいです。


でも、ほんとに楽しく演奏できた。
今回は、プチ復活と言い続けてきたけど、次回、本当の意味で復活する為の足がかりになるライブになった。

『1センチメートル』


『1センチメートル』


大げさな無限なんて
1センチの中にある
天文学的数字さえ
1センチの中にある


ほら、そこに
ほら、ここにも


可能性は手の平の
1センチの中にある
早トチリの勘違いも
1センチの中にある


ほら、そこに
ほら、ここにも


さあ、好きに区切って
気の済むままに色を塗り
さあ、もっと区切って
気が狂うまで数字(かず)を
書き込め


1センチ四方の無限
1秒のような永遠


離れていれば ただの点も
1センチあれば線になる
触れそうなくらい近くにいても
1センチさえも届かない



23gとしての新曲、第二弾。
3年で、たった2曲。スローペース過ぎる。
歌詞の乗ってないのは、10数曲ストックしてあるのだけど、
歌詞を書いたのも1年ぶり。
今日、スタジオでリハをしてる最中に降ってきた。
曲を書いた時点で、タイトルを決めて、どんな内容の歌を乗せるかは決まっていたので、後は、キーになる言葉を探すだけだったのだけど…
スタジオ終わりに琵琶湖にいって、ベンチに座って、30分程。
多分、キャリア中、最速で書き上げた歌詞だな。
今までは、一晩で、ってのが、多分最速。
記録更新。


タイトルの1センチメートル、『いっせんち』って、響きが良いなと。律儀に『いちせんち』って、中々言わない気がする。
ちょっと、リフが、俺っぽくない『可愛らしい』
感じにわざとしているので、『いっせんち』というヌケた感じが、ハマっている。
なんで1センチを思いついたのか忘れてしまったのだけど、元ネタは、グラップラー刃牙
『0.9は、どこまでいっても1ではない』
という話からきてます。
0.999999999999…
限りなく、限りなく、1に近づくが、永遠にくり上がることがない。
そんなエピソードが、この曲の根幹にもあります。

恒例の減量 6/29までに!


ここ数年、ライブ前に身体を絞るのが、恒例になっている。
というか、
毎年太ってしまってるだけだったりしてる。
去年、78kgまで、いってしまった。
それから、筋トレ効果のあるストレッチに取り組んで、現在68kgと69kgあたりをウロウロしている。
筋肉がキッチリついている状態なら、68kgあたりがベストなのだけど、そこまで筋トレをしていないので、腹のプヨプヨを無くすには65kgまで絞らないといけない。そこまで、いけば体脂肪率も12%くらいになるかも。
今回の目標は、

67kg!!!
6/29の午前中に最終計測です。

65kgは、12年くらい前、25歳くらいにの体重だ。
オッチャンには無理ですな。

2014.5/31長居Rock A Go Go


ヴォーカル&ギター       ケージ 
ヴォーカル&コーラス&ベース  のぶさん 
パーカッション&ベース    23g


便宜上、自分の事を『23g』と表記していますが、普段、自分の事を『23g』と名乗ったりしたりはしていません。

1.恋のピース (のぶヴォーカル)
2.黒目のフォーカス
3.カエルの歌 (のぶベース)
4.跳躍
5.ロックンローニン
6.道標
7.ペーター


今回、モチーフとしては3回目、俺が参加しては、2回目のロクアゴでのライブ。
前回、温かく迎えていただいて、ほっこりしたライブになったので、今回は、なんとなく、ちょっと成長しているところも見てもらいたいという『欲』を出してみました。
というのも、今回と前回のメンバーが同じになった事と、モチーフの全体的なバンドの流れには、多少の刺激が必要ではないかと思ったわけです。
同じよう事を続けていても仕方がない。
俺の今までのバンドとは、完全にバンドのロジックが異次元のバンド、モチーフ。
スタジオに入る回数よりもライブの数の方が上回るという、かなり変わった進み方をしている。とはいえ、その特異性が、ある意味、刺激的ではあるのだけど。
その刺激に徐々に慣れ始めているようにも思える。それは、俺の個人的な想いでもあるのだけど。

そんなこんなで、ちょいと刺激的な方向で、スタジオに数回入る。
逆に普通の事をしているだけだったりする。
んで、ベースの経験がほとんどない、のぶさんに一曲ベースを弾いてもらうことになった。といっても、なにも唐突に決まったのではなく、もともと、のぶさんがベースを弾くことに興味をもったので、俺が、ベース以外のパートで正式にメンバーになった経緯もある。しかし、練習する時間の制約を鑑みると、のぶさんにとってかなりのチャレンジになった。
そして、ほぼ打ち合わせのない曲『ペーター』をやる事にもなった。
逆に言い訳から入ろう。
自分でも何がしたいのか、その答えを持たずにライブに臨んだ。
なんでだろう。必然だとか、理由だとか、試練だとか、怠慢だとか…
何も確実なモノがないままにしていた。
いや、多少のおごりはあった。なんとかしてみせるという気はあった。
ただ、その根拠は、全くなかった。
結論からいうと、やっぱり練習しないとダメだ。
クオリティーが低いとかという意味ではなく、身体の中から音が湧き出るところまでは、せめて、もっていかないと、ダメだ!

でも、ライブ自体がダメだったわけではない。
なんとはなく、変なテンションで、だーとやって、うぉーと緊張感があって、全身で、音楽を生み出した。
そのへんは、間違いない。
ケージが『今回は、ロック色を出したい』と言った。
だから、こうなった。
そういう意味では、確実に『ロック』な想いを前に出せていた。
目標達成。

つまり、俺が反省しているのは、全然たいしたことない。
曲の構成を覚えてなかったり、コードを覚え違えていたり、パッカーを叩く加減ができずに左手の中指が全く動かなくなっていたり。
大したことではない。
ロックは、音がデカければ、それだけでオーケー。
そういうこった。
アコースティックサイズだったけどね。
ふふふ。

これ、意味わからんな。