雨、時々、止ム

『雨、時々、止ム』

目が覚めるくらいに
いつの間にか 耳の奥の方で
しん...と響いてる

 

繰り返し何度も
遠ざかっては近付いて
いつまでも
同じ様な場所にいる

 

降り止まない雨はない
と言う あの人の
曖昧な答えは
何も変わりはしない


傘も差さずに
立ち止まったまま
止み間の雲は黙ってる

躊躇い 迷いの中


濡れた足元は
まだ乾かないけど
傘は差さずに
踏み出して進めば
今にも降り出しそうな雨

1ヶ月


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5/14から1ヶ月。
たろうのおやつは、近所の犬に譲り受けてもらった。
廊下や部屋からは、まだたろうの毛があちこちから出てくる。
久しぶりにきた姪っ子が、
「たろう、いいひんねんなぁ」
と言ったあと、
「たろうの毛は?」
と言っていた。
たろうと言えば、大量の抜ける毛。というイメージなんだろうか。
玄関の鍵を直したので、人生初の鍵っ子生活が昨日から始まった。
鍵をあけて、玄関から入ると、やっぱり1人なんだなぁと実感する。

たろうのベッドが、家のあちこちにあり、まだそれを片付けてない。
時々、ふいにたろうの匂いがする。

今日から、1ヶ月と1日目。
ベッドを片付けよう。

私的なブログ


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今年で、15歳になるはずだった、我が家の犬のたろう。

保健所の登録では、名前の表記は『タロー』、『7月生まれ』となっているのだけど、生後3,4ヵ月でうちにやってきたので、正確な誕生月はわからない。
もしかしたら、15歳になっていたのかもしれない。
どちらにしても、だいぶと高齢だったのは違いない。
 
たろうの命日は、5月の14日。
 
とても天気の良い、夏が前倒ししたようで、風の気持ちの良い日だった。

2014/10/5@シルバーウィングス

イーストマウンテンスタジオ 12周年イベント

ベース・ヴォーカル 二十三グラム
ベース・コーラス 梅っち
ピアノ・ピアニカ・コーラス むっちゃん


1.ナニカガ
2.1cm
3.最低の男の最良の言い訳
4.彼女のステレオ
5.空高く砂の山
6.途中


2年振りのライブハウスに復活って、言ってたけど、そっちより10年振りのツインベース復活の方をでかいな。
ベース2本だけでも珍しいのにドラムもギターもいない。なのにベーシスト2人とも歪んでいる。そこにピアノやらピアニカが乗る。
そうとうマニアックな編成だったのだけど、シレっと普通のバンドみたいな顔してやれたんじゃないだろうか。
さすがに23gとして作った曲じゃなくて、音峰時代のツインベース前提で作った曲を演奏する予定ではあったけど、結果的には、ベース2本絡むアレンジとしては、音峰の時より、かなり上手くいった。キャリア、年の功かなって思うけど、10年ブランクのある梅っちは、よくやったと思うね。
最低の男〜は、俺も梅っちもボロボロやったけど、あんな曲をやろってのが無謀ではあるけどね。あれは、ただのチャレンジ
俺のキャリア最速のテンポで、どちらかというとツインベース的なカラミもない曲。やる意味ないけど、決まったらオモロイなって、ね。
決まらんかったけど。
前回に続きピアノにはむっちゃん連続参加。
妊娠してだいぶお腹が大きくなっての出演。
前回はじめて、23gにゲスト参加してもらったけど、前回よりスタジオに入る時間がかなり限られてしまった中、前回より、自然なカタチで23gにフィットしていた。というよりセッティングのバランスの加減で、ほぼむっちゃん頼りでもあったけど。
ライブ一週間前のスタジオあたりで、なんか23gの本質を掴んだようにも感じていた。
そういう、ゲストに23gを通して色々感じてもらう事があれば、やってるかいもあるしね。


ともあれ、ライブハウスに戻ってこれたけど、次は、どうしようかな。そろそろ、23gとしてだけでなく、俺自身次のステップに進まないといけない。やりたい事は、やま程ある。


次回ライブ、おもっきり未定。

ライブ告知 


ライブハウスでライブ。
2年ぶりです。
二十三グラムとして、ライブハウスでライブをするのは、2回目。
2年の間、色々あったので、なんとも楽しみだな。


祇園シルバーウイングス
イーストマウンテンスタジオ12周年イベント
BUTTER GROOVE Ievel.12
16:30オープン
17:00スタート
前売扱1500円当日2000円
二十三グラムの出番は
3番目の18:00過ぎくらいです。


今回は、音峰の時のツインベース復活プラス、ピアノの特殊な三人編成です。
23gを立ち上げた時にそのうちやってやろうと思ってた、ツインベース復活。
ベースの弾語りだけでも珍しいのにベース2本だと、そうとう珍しいだろうね。
バンドとして、ツインベースで活動して当時と違い、ギターもドラムもなしにベース2本で曲を成立させようなんて、なかなか自分でも笑える。
でも、スタジオで合わせていると、不思議と成立する。
徐々にベースが2本いる事が自然になってくる。
当時よりもベースという楽器の底ヂカラを感じる。
そこにピアノがちゃんと乗ってくる。
俺がただただ特殊な人間なのか、感覚が麻痺しているのか、ベースが2本というのは、普通に聴きごたえがある。
というても、逆にちゃんと『普通に』聴こえるかもしれない。
楽器に詳しくない人は、よくわからないけどベースが2本なのの何が特別なの?と思うかもしれない。
そう思ってもらえれば、すごくうれしい。
聴いている人には、こちら側の理由なんて関係ないしね。
聴いて、楽しんでもらえれば、それだけでいい。

ただ10/5までの1週間、一昨日のスタジオで、今回のゲスト2人の音楽への感覚に撒いたタネが、23gを通して成熟するとすれば、俺自身にも想像できないサウンドが、生まれるかもしれない。


このゲストミュージシャンと一緒に作り上げる感覚こそが、この2年間でもっとも俺に備わった感覚だと思う。
やりたい事をやる。ただそれだけの事にどんな楽器と共演するかなんて、たいした問題じゃない。


久しぶりにベース2本の曲を演奏する以外にもともとベースが2本いる想定で書いてない、音峰以降の曲も、今回ツインベースアレンジにしている。
それが、自画自賛で、かなりデキがいい。
音峰当時の俺に
「おい小僧、ツインベースてのはなあ、こうやるんだぜぇ」
と、言ってやりたくなる。ふふふ。
とかいいながら、全然ツインベース関係ないやん的な曲もやるけどね。
今回は、その曲が、相当のチャレンジになる。


都合のいい方は、ぜひ、10/5日曜、シルバーウィングスへ。

『最低の男の最良の言い訳』

「まさにそれは一つの真実だ」と男は言った
胸を張り誇らしげに 気は狂いそうな程に
誰の耳にも届かない声で
誰も知らない話を語る


「同じ傷見せ合って初めて分かり合える」と言った
同じ傷はなくとも『痛み』くらい知ってるし
見れば解かるし聞けば解かる
それくらい 大した事じゃないだろ?


何一つ手に入れてないのに
一体何を見せろっていうの?
そんな事にはイチイチ付き合っていられないぜ
今のは誰に言っているの?
誤魔化しなのは目に見えているぜ
こっちからは横顔しか見えないのなら
こう言ってオワリだ


「まさにそれは一つの真実だ」と男は言った
「まさにそれは一つの真実だ」と男は言った
「まさにそれは一つの真実だ」と男は言った
「まさにそれは一つの真実だ」と男は言った


何一つ手に入れてないのに
一体何を見せろっていうの?
そんな事にはイチイチ付き合っていられないぜ
今のは誰に言っているの?
誤魔化しなのは目に見えているぜ
横顔しか見えてないなら
たった一つだけ『嘘』をつかせてくれれば
うまくいく…


最低の男



この曲は、音峰時代の曲。
いつ書いたのか、全く覚えていない。
ともかくテンポの速い曲。
あまりファストな曲を書いたりしなかったので、書いてみたいって思ったのがきっかけだったと思う。
曲先行で、曲のスピードを追い抜かすほど早口の歌詞を詰め込んだ。
もともと音峰の時は、歌を歌っている意識なんてなかったので、歌詞の内容を叫んで、リズムに乗せてればよかった。
たぶんあれから10年、音源のヨレヨレのヴォーカルよりは、だいぶマシに歌えるようになった。
歌詞もデタラメさも曲のベタな展開も、ともかく畳み掛けるように歌いたかった。
今なら、当時できなかったことができる。
そういえば、歌詞にでてくる『たった一つの嘘』とは、なんだったんだろう…
完全に忘れてしまった。
全てうまくいく、最良の言い訳…
なんだったんだろね。
とか言うて。ふふふ


当時、メロディーもほぼないようなこの曲を友人の夫婦が、家で口ずさんでるって言っていた。
俺は「こんな曲のどこを口ずさむんだ?」と思っていたのだけど、
久しぶり聴くと、確かにここまで早口で畳み掛けられると
歌ってみたくなる気もわかる。
ふふふ。パート2